廃校となった校舎を利用したレストランを
今回リノベーションの舞台となった島田小学校。
ここは当時築85年の木造校舎で旧和島村で廃校となっていました。
三古老人福祉会が就労継続支援(A型)としてその旧小学校をレストランに再生したいと、3社にリノベーションの提案を求め、その中に弊社も候補として入れていただくことになりました。
築85年の年月を伝えつつ、魅力的なレストランへと導くVIとリノベーション
今回はVIをネオス、設計をチームテラでコラボしてのご提案をさせていただきました。
その際着目したのは、築85年という歴史。
今まで刻んできた年月が垣間見える歴史ある校舎のよさを活かし、それでいてただ古いだけではない魅力的なレストランにするにはどうしたら良いのか。
古い中にも新しさを感じられるシンボル
今回提案するVIのモチーフとして選んだのは木の年輪。年輪には何十年もの時を刻んだ歴史が詰まっていました。
またそのモチーフの色鮮やかさで、古い中にも新しさを感じられるデザインとなりました。
地域資源を用いたリノベーション提案
VIの提案と一緒に行なったリノベーションのご提案。その際の核となったのは小国和紙を用いた光壁の提案です。
小国和紙は長岡市小国地域(旧刈羽郡小国町)で生産される手漉き和紙。手漉き和紙ならではの質の高さと味わい深さで定評がある、この地元の資源を用いることで地域に根付いたレストランとなるようにという想いを込めました。
料理の美味しさと空間の魅力で予約の取れない人気店に
開店後、レストランバーグの料理が美味しいと評判になりました。
その料理の評判に空間の魅力が合わさり、今となっては予約がなかなか取れないほどの人気店となっています。