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パッケージ / 2018
このたび、瑞花さまから発売されました「米百俵」のパッケージおよび包装紙、ショップバッグのデザインをさせていただきました。 その昔、戊辰戦争で焼け野原となった長岡へ、三根山藩からお見舞いとして百俵のお米が贈られました。小林虎三郎は、その貴重なお米を食糧としてではなく、国漢学校の資金として使うことを提案し、実行されました。国漢学校では、「人材を育てることが大事である」という精神が活かされ、長岡の近代教育の基礎がここで築かれました。その後、国漢学校からは、日本の中心で活躍する人物を数多く輩出しました。小林虎三郎の百俵の米を将来の千俵、万俵として活かそうとした、この精神がパッケージに力強く反映されています。包装紙は、長岡城下図をモチーフにして、箱には瑞花さまのシンボルカラーである紺色を使用し、瑞花ブランドとして位置づけております。県産のもち米を粉にして、こだわりの和三盆と混ぜた俵型の落雁は、上品で口にほどける繊細なお干菓子です。「米百俵」の精神は世界に誇れる物語から生まれました。「米百俵」の精神や物語とともにこの味わいを世界中にお届けしたいと願っております。